スプレッド0.2とスプレッド0のFX業者の取引結果の比較

サヤ取りの記事を投稿しようとしたのですが、その前にFXのスプレッドについて書いておきます。

各FX業者の説明ページに書いてあったり、少しトレードをすれば直感的に取引コストだということが分かるかと思います。

スプレッドは時間帯や値動きの荒い時にスプレッドの幅が広くなる時があり
キャンペーンなどでスプレッドの幅が小さくなる時があります。

このページでは、スプレッドとはなにか?
米ドル/円のスプレッド0.2のFX業者とスプレッド0の業者を同じタイミングで取り引きをして、どのような違いが出るのか比較しました。

スプレッド (spread) は、英語で「広げる」または「延ばす」という意味の動詞。または広がること、広がりという意味の名詞。
金融用語で、異なる市場や限月での金利差や価格差のこと。たとえば、運用金利(貸出金利)と資金調達金利(預金金利)の差やTTS(対顧客電信売相場)とTTB(対顧客電信買相場)の差をスプレッドと呼ぶ。

スプレッドの見方

トレイダーズ証券の注文ボードです。

緑丸部0.2がスプレッドで
橙枠部の売り注文134.154
青枠部の買い注文134.156
売り注文と買い注文の差が0.2PIPSあるという事です。

FXの注文ボード説明

緑枠部のように、どのFX業者も数字が小さくなっているので、画面を見ると分かりやすいですね。
※すべてのFX業者を確認したわけではありません。

FXの0.1PIPSの説明

この差はなにかというと取引コストになります。

紛らわしいですが

  • 0.1PIPS=0.001円=0.1銭
  • 1PIPS=0.01円=1銭
  • 10PIPS=0.1円=10銭
  • 100PIPS=1円=100銭

です。

0.2PIPSのスプレッドで1,000通貨の取引をすると-2円から取引が始まります。
(0.002円×1,000通貨=2円)

0.2PIPSのスプレッドで10,000通貨の取引をすると-20円から取引が始まります。
(0.002円×10,000通貨=20円)

スプレッドの開きによる違い

どのような取引コストになるかというとか、新規取引時、決済取引時にそれぞれスプレッド分の半分ずつ取引コストがかかります。

スプレッドが0.2の場合

スプレッドが0.2の場合、新規取引時に0.1PIPS、決済取引時に0.1PIPSの取引コストがかかります。

新規取引をして、すぐに決済取引をすると価格が0.2PIPSずれているので、損益は-0.2PIPSになるのが分かるかと思います。

例:130.001で買い(新規取引)、129.999で売り(決済取引)

FXのスプレッドが0.2PIPSの場合

※振り分けが必ずしも均等とは限りません。

スプレッドが0.6の場合

スプレッドが0.6の場合、新規取引時に0.3PIPS、決済取引時に0.3PIPSの取引コストがかかります。

新規取引をして、すぐに決済取引をすると価格が0.6PIPSずれているので、損益は-0.6PIPSになるのが分かるかと思います。

例:130.003で買い(新規取引)、129.997で売り(決済取引)

FXのスプレッドが0.6PIPSの場合

※振り分けが必ずしも均等とは限りません。

スプレッドがずれた場合

スプレッドが0.6PIPSの場合、新規取引時に0.3PIPSの取引コストがかかります。

FXのスプレッドが0.6PIPSで買い取引

決済取引時に0.6PIPSだったスプレッドが0.2PIPSになった場合、決済取引時に0.1PIPSの取引コストがかかります。

FXのスプレッドが0.2で売り取引

新規取引で0.3PIPS、決済取引で0.1PIPSの合わせて0.4PIPSの取引コストになります。

スプレッドが0の場合

スプレッドが0の場合、取引コストがかかりません。

新規取引をして、すぐに決済取引をしても同じ価格なので損益は0になるのが分かるかと思います。

FXのスプレッドが0の場合

スプレッドと約定力とスリッページ

ここまでの説明を見るとスプレッドの幅が狭いFX業者を選べばと思いますが、そういう訳ではありません。

FX業者には約定力の強弱があり、スリッページ(注文価格と実際に約定した価格の差)が発生する場合があります。
約定力は自分が注文した価格を正確に取引するかに影響します。

スリッページは、各取引画面で許容差を設定することができます。
自分が注文した価格と、ここで設定した数値がずれた場合には取引が非成立になります。

スリッページの設定

また、注文を出してから約定するまでの時間にも差があり、早い所ではほぼ0秒のところもあれば1秒ほどかかるFX業者もあります。
約定するまでの時間がながいと、スリッページ(注文価格と実際に約定した価格の差)が発生する可能性が高いです。
(約定まで1秒のFX業者を利用していますが、よく0.1pipsずれます^^;)

スプレッド実践値比較

現在行っている仲値トレードではスプレッド0.2の【LIGHT FX】を利用しているのですが、0.2のスプレッドを節約するためスプレッド0のFX業者に乗り換えることを考えました。

表面上はスプレッド0でも実際に取引してみないと約定力の強弱は分からないので、【LIGHT FX】でも通常に取引をして、スプレッド0のFX業者でも同時進行で取引をしたので、その結果を公表します。

スプレッド0.2とスプレッド0の取引比較
区分 売買 約定日時 約定日時 【LIGHT FX】 マネー
パートナーズ
新規 5月12日 9:30 129.61 129.604 0.006
決済 5月12日 9:55 129.726 129.718 -0.008
新規 5月12日 9:55 129.726 129.713 -0.013
決済 5月12日 10:30 129.776 129.778 -0.002
新規 5月13日 9:30 128.543 128.542 0.001
決済 5月13日 9:55 128.87 128.885 0.015
新規 5月13日 9:55 128.87 128.864 -0.006
決済 5月13日 10:30 129.263 129.255 0.008
新規 5月16日 9:30 129.465 129.458 0.007
決済 5月16日 9:55 129.589 129.582 -0.007
新規 5月16日 9:55 129.589 129.573 -0.016
決済 5月16日 10:30 129.269 129.28 -0.011
新規 5月17日 9:30 129.098 129.095 0.003
新規 5月17日 9:55 129.274 129.266 -0.008
決済 5月17日 9:56 129.274 129.267 -0.007
決済 5月17日 10:30 129.245 129.236 0.009
新規 5月18日 9:30 129.298 129.305 -0.007
決済 5月18日 9:55 129.318 129.312 -0.006
新規 5月18日 9:55 129.318 129.318 0
決済 5月18日 10:30 129.269 129.254 0.015
新規 5月19日 9:30 128.385 128.389 -0.004
決済 5月19日 9:55 128.395 128.383 -0.012
新規 5月19日 9:55 128.395 128.361 -0.034
決済 5月19日 10:30 128.487 128.502 -0.015
新規 5月20日 9:30 127.799 127.8 -0.001
決済 5月20日 9:55 127.816 127.762 -0.054
新規 5月24日 9:55 127.848 127.845 -0.003
決済 5月24日 10:00 127.806 127.809 -0.003
新規 5月25日 9:55 126.955 126.94 -0.015
決済 5月25日 10:00 126.902 126.897 0.005
新規 5月26日 9:55 127.473 127.481 0.008
決済 5月26日 10:00 127.455 127.446 0.009
新規 5月27日 9:55 126.993 126.995 0.002
決済 5月27日 10:00 127.005 127.004 0.001
新規 5月30日 9:55 127.027 127.015 -0.012
決済 5月30日 10:00 127.054 127.063 -0.009
新規 5月31日 9:55 128.185 128.188 0.003
決済 5月31日 10:00 128.197 128.185 0.012
新規 6月1日 9:55 128.912 128.927 0.015
決済 6月1日 10:00 128.919 128.912 0.007
新規 6月2日 9:55 130.031 130.029 -0.002
決済 6月2日 10:00 130.04 130.036 0.004
合計 -0.125

42回の取引をして-0.125円になりました。

取引比較
取引回数 42回
最大値 0.015円
最小値 -0.054円
平均 0.0029円
合計 -0.125円

本来プラスになるはずが、まさかのマイナス12.5pipsでしたね。
スプレッド自体は0のままだったのですが、9:55、10:00とちょうどの時間ということもあって約定しなかったのが原因です。
たしかというレベルになてしまいますが 10秒くらい約定しなかった記憶があります。

最後に

0.001円という数字だけ見るとすごく少ない数字に見えてしまいますが、実際に毎日取引をしていると山のように積もってしまいます。
仲値トレードの1回あたりの平均利益は微々たるものです。

資金を移動したり、新しい取引画面に移行すると使いにくかったり慣れるまで大変ですが、状況に応じて業者の変更も検討しなければなりませんね。

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