FXの異業者両建てでスワップポイント狙いのサヤ取り

FXの異業者両建てでスワップポイント狙いのサヤ取り取引を始めるので紹介します。

特徴

異業者両建てでスワップポイント狙いのサヤ取り取引の特徴は、

  • 為替の変動による損益が発生しにい
    買いと売りの両方のポジションを持つので為替の変動による損益が発生しませんが、スプレッドの幅が開くと含み損失が発生します。
  • 取引できる通貨ペアが少ない
    FX業者間の買いと売りのスワップに差がないと利益の出る取引ができません。
  • 休日でも損益が発生する
    休日でもスワップポイントが発生するので休日でも利益を得ることができます。
  • 取引開始後の数十日は赤字
  • スプレッドによる損失を回収するまで数十日かかることが多いです。

などで、他にもたくさん特徴があります。
こちらのページに取引のやり方や注意点などが書いてあります。

FX業者の選択

スワップポイントはFX業者で違います。
スワップポイントに力を入れているFX業者は通貨ペア全体的に大きめに設定されている傾向にあります。

こちらのページにFX業者と通貨ペアの比較をしたので参考に取引業者を選択します。

スワップポイントのほかに、スプレッドや現在のスワップポイントがキャンペーン中で一時的にスワップポイントが優遇されているなど確認をします。

通貨ペアの選択

プラスのスワップポイントとマイナスのスワップポイントの差が利益になるので
プラスのスワップポイントが大きく、マイナスのスワップポイントが小さいFX業者・通貨ペアを選択します。

プラスとマイナスの差が大きいと利益が大きくなりますが、スプレッドや通貨価格も損益に影響するので自分の取引環境に合わせて選択します。

スプレッドの影響

利益が出るまでの流れとして、取引開始と同時にスプレッド(買いと売りの値幅)分の損失が発生し、数十日かけてスワップポイントでスプレッド分の損失を回収、その後利益になります。

スワップポイントの値動きが安定していて長く取引ができるようであればスプレッドよりもスワップポイントを優先し、
スワップポイントの値動きが不安定で長く取引ができないようであればスワップポイントよりもスプレッドを優先します。

リスクヘッジとして複数の業者で取引をすることも検討します。

以前メキシコペソ円で異業者両建てでサヤ取りをした時に、スプレッドを回収する前にスワップポイントが大きく変動してしまい損切をしたことがあります。
こちらのページに取引詳細が書いてあります。

通貨価格の影響

取引をするのに証拠金が必要になり、取引に必要な証拠金は取引をする通貨ペアで変わります。

1月26日の米ドル/円でLINE FXで買い、LIGHT FXで売りの取引をした場合2円の差益が発生します。
※1万通貨での取引

2021年1月26日米ドル/円
スワップポイント比較
買い 売り
LIGHT FX 5 -7
LINE FX 9 -15

1月26日のメキシコペソ/円でLIGHT FXで買い、みんなのFXで売りの取引をした場合2円の差益が発生します。
※1万通貨での取引

2021年1月26日メキシコペソ/円
スワップポイント比較
買い 売り
LIGHT FX 7.1 -7.1
みんなのFX 5.1 -5.1

スワップポイントは同じ1日2円の利益になりますが、
米ドル/円が約104.0円なので約41,600円×2(買いと売り)の証拠金が必要で
メキシコペソ/円が約5.2円なので約2,080円×2(買いと売り)の証拠金が必要になり、
取引をするのに必要な証拠金が大きく違います。

取引通貨ペア

取引をする通貨ペアは高金利通貨と言われている

  • トルコリラ/円
  • メキシコペソ/円
  • 南アフリカランド/円

で取引をしようと思います。

今月(~1月26日)のトルコリラ/円スワップ合計比較です。
+335円の差益があります。

トルコリラ/円異業者両建て
サヤ取りスワップポイント合計比較
日数 買い計 売り計
LIGHT FX 23 487 -487
LINE FX 23 822 -971

今月(~1月26日)のメキシコペソ/円スワップ合計比較です。
+51.3円の差益があります。

メキシコペソ/円異業者両建て
サヤ取りスワップポイント合計比較
日数 買い計 売り計
LIGHT FX 23 163.3 -163.3
FXプライム 112.0 -112.0

今月(~1月26日)の南アフリカランド/円スワップ合計比較です。
+49.7円の差益があります。

南アフリカランド/円異業者両建て
サヤ取りスワップポイント合計比較
日数 買い計 売り計
LINE FX 23 250.0 -367.0
みんなのFX 23 200.3 -200.3

最後に

コロナショック直後に比べると取引をすることができる通貨ペアが増えてきて、安定もしてきたように感じますが油断せず慎重に取引をしようと思います。

後ほど、取引結果の記事と1か月単位のスワップ合計の記事も投稿しようと思います。

投資に関する注意事項

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